「親知らずはいつ抜いたらいいの？」「そもそも自分の親知らずは抜いた方が良いの…？」など、親知らずについて不安や疑問をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
当院では将来的なリスクも踏まえて、抜歯をするべきかどうかの診断を行い、難しい親知らずの抜歯についても専門の歯科医師と連携することで適切な治療をご提供しています。「親知らずが気になる」という方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。
親知らず
当院の親知らずの抜歯治療について
そもそも親知らずとは？
親知らずは一番奥に生えてくる永久歯であり、「智歯」や「第三大臼歯」とも呼ばれます。生えてくる本数や生え方にも個人差があり、すべて生えている場合は上下左右に1本ずつの計4本となります。
人によっては1〜3本だけしか生えてこないケースや、１本も生えてこないケース、親知らずが歯肉の下に埋まったまま隠れている状態のケースもあります。
生えてくる時期についても個人差はありますが、一般的には10代後半〜20代に生えてくるとされ、親も知らないうちに生えていることから「親知らず」と呼ぶとも言われています。
親知らずの抜歯が必要な
ケースとは
- 虫歯で神経に炎症を起こしている
親知らず - 痛みや腫れなど再発を繰り返している
親知らず - 歯並びを乱す原因歯になっている
親知らず
上記のような場合、歯を残すことのリスクの方が大きくなることから、抜歯をする方が望ましいと言えるで
しょう。
必ずしも抜歯をしなくても良い
ケースとは
- まっすぐ正常に生えている親知らず
- 汚れを適切に除去できる親知らず
- ブリッジに利用できる親知らず
上記のような親知らずであれば、必ずしも抜歯をする必要はないでしょう。 現在のお口の状態と将来的なリスクを踏まえて、抜歯が必要かどうかの適切な診断をしておりますので、気になる方は遠慮なく当院へご相談ください。
親知らずの抜歯に適したタイミングとは
「親知らずはいつ抜いたらいいの？」とお考えの患者様もいらっしゃるかと思います。
抜歯するのに適した時期は、患者様のお口の状態やご年齢、ライフスタイルなどによっても異なりますが、最適な時期を見極めるために、当院では以下のような点を考慮しておすすめしております。
- 大切な予定の直前などは避ける 親知らずを抜歯した後の数日間は腫れや痛みが続く場合がありますので、大切な予定の直前などは避けた方が良いでしょう。なるべく安静にできる時期に予定を組むことをおすすめします。
- なるべく20代～30代のうちに 骨は年齢が浅いほど柔らかいことから、多くのケースで若いうちの方が抜歯をしやすくなります。また、年齢を重ねるほど骨は硬くなるため、抜歯後の回復にも比較的時間を要しやすくなります。親知らずの抜歯は、なるべく早いうちにする方が良いでしょう。
- 女性は妊娠前または出産する前に 妊娠中は薬の服用が制限される場合が多いため、抜歯が適用できないケースがほとんどです。また、産後は通院が難しい場合も多いですので、なるべく妊娠前または出産される前の時期におすすめしております。
- 痛みや腫れの症状がない時期に 痛みや腫れなどの症状が出ているときは、麻酔の効きが悪くなってしまう場合がありますので、抜歯を行う際は痛みや腫れが起こる前、あるいは症状がおさまってから行います。
親知らずの抜歯後の
注意点
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- 痛みについて
抜歯治療は麻酔を十分に効かせて行うため、抜歯治療中は痛みを感じることはほとんどありません。治療後に麻酔が切れ始めると徐々に痛みを感じるようになります。
痛みの度合いや期間は、抜歯の難易度、個人によって異なります。一般的な期間の目安としては、痛みは約2日〜1週間、腫れは1週間〜10日ほどで無くなります。痛みについても不安がある方は遠慮なくご相談ください。
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- 腫れについて
抜歯後の腫れは抜歯してから半日ほどして始まることが多く、1〜 2 日ほどでピークを迎えます。痛みと同様に、腫れ具合についても抜歯の難易度や個人によって差があります。
腫れによってしばらく口が開きにくい場合もありますので、柔らかく食べやすいものを選ぶと良いでしょう。
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- 出血と止血の仕方
- 抜歯直後から翌日くらいまでは唾液に血が混じることがありますが、特に問題はありません。ガーゼを20〜30分ほど噛んで圧迫止血をしましょう。もしそれでも止まらないという場合にはご連絡ください。
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- 開口障害について
- 抜歯後に「口を開けづらい」「口が大きく開かない」といった症状を稀に伴うことがあります。これは炎症が口周辺の筋肉にまで及んだことによります。ほとんどの場合において痛みや腫れと同様に、通常で1週間〜10日程度でおさまります。
